虚ノ少女(感想1)
では、今回は主人公の二人を紹介したいと思います。アイコンは、公式サイト様からTwitter用のアイコンを拝借致しました。Innocent Grey
時坂玲人(CV高橋がならない)
・本作の主人公の一人です。前作、殻ノ少女から連続しての主人公となります(私は殻ノ少女は未プレイです)職業は、探偵。この時坂玲人が抱えている偏執(パラノイア)を、どう克服していくのかーーそれがこの物語のキーかと思います。この時坂さんの人生、非常に壮絶でして。婚約者を殺され、その後、刑事を辞職。前作、殻ノ少女という作品では、朽木冬子という一人の少女と運命的な出逢いを果たすも、その朽木冬子をも、彼は失ってしまうんですね。で、虚ノ少女では、朽木冬子を探しているという段階でスタートします。この辺の詳細は、私も殻ノ少女をプレイしなければといった感じですね(^^;
時坂さんの内面ですが、良い意味でも悪い意味でも醒めた、冷静な大人といった感じでしょう(一見は)。三十代男性の持つ渋味が非常に魅力的なキャラクターだと思います。とりあえず、彼が気になる乙女ゲーマーさんは公式サイトでちょっくらサンプルボイスを聴いてきて下さいませ(笑)大抵の方がピン!とくると思います。
真崎智之(CV道出翔)
・本作のもう一人の主人公です。かつ、ビビりの私に虚ノ少女を購入する決意を固めさせた張本人です!!(笑)顔も声も、かっこよすぎだよ真崎さん……。さて、ゲーム本編では、彼がなんと!自殺を試みるシーンから始まります。そこを、時坂さんの妹である時坂紫に助けられ、なんとか一命をとりとめる真崎でしたが――(ここで、時坂さんと真崎に接点が出来ます)物語序盤、とにかく真崎さんは何もかも隠しております。自分の事について、とにかく語りたがらない人なんです。これは、過去に余程のことがあった模様。しかしこの真崎さん、色々と隙だらけで(笑)隠したいことを、忘れてしまいたいことを、いつまでも冷静に隠しておけるようなタイプではなく、どちらかといえば感情的な、元来、素直で豊かな感性の持ち主なんですね。なので、もうあちこちで中途半端にボロを出してしまう。そんな可愛らしさがたまりません(笑)
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そんな、いっけん冷静な時坂玲人と、世捨て人のようでいて、どうしても人間臭い真崎智之。彼らを軸として、物語は進んでゆきます。
とりあえず、主人公らがイケメン過ぎる…!これ乙女ゲームじゃなく、一応くくりとしては、男性向け18禁ゲームのはずなのですがw
私的には、乙女ゲームのようにチヤホヤしてくれるわけでもなく、ただそこにあるリアルな三十代の男性像に、とにかく壮絶な色気を感じました。衣装や色使い等、シックなのも良かったです。人生を背負ってる男性。男性向けゲームなので当然かもしれませんが、女性ユーザーに媚びてくる事もなく。……逆に、それが良かった。萌えたよ……///
(続く)